駒子の備忘録

観劇記と乱読日記、愛蔵コミック・コラムなどなど

ドレスデン・フィルハーモニー管弦楽団

 サントリーホール、2008年7月4日ソワレ。

 演目はウエーバーのオペラ『オベロン』序曲、ベートーヴェンのピアノ協奏曲第5番『皇帝』(ピアノは中村紘子)、交響曲第7番。指揮はラファエル・フリューベック・デ・ブルゴス。アンコールはブラームスのハンガリー舞曲第5番とヒメネス『ルイス・アロンソの結婚式』から間奏曲。
 『オベロン』は勉強していけなかったのですが、まずは『皇帝』は楽しめました。それにしてもピアニストの手というものはどうしてああ大きいのでしょう…それだけで圧倒されます。中村さんのピアノは、くわしいことはよくわかりませんが、おおらかというか大雑把というか激しいというかで、でも非常によく曲に合っていたと思うし、素敵でした。
 そして『のだめ』でご存じ、ベト7は圧巻です。これでもか、というきらびやかなクライマックスがもうたまりません。ステージを観ているとソリストの音なんかもとてもよくわかって、それも良かったです。やはりオケは聴くのと観るのとではちがう!
 アンコールのブラームスもよかったなあ。ブラームスもきちんと聴きたいです。