駒子の備忘録

観劇記と乱読日記、愛蔵コミック・コラムなどなど

竹宮恵子『変奏曲』

 朝日ソノラマサンコミックス全3巻

 音楽評論家のホルバート・メチェックが語る、夭折した天才ピアニスト、ハンネス・ヴォルフガング・リヒターと、その親友にして最大のライヴァル、ヴァイオリニストで指揮者のエドアルド・ソルティーとの魂の軌跡。

 心が通い合ったもの同士がすばらしい音楽を紡ぎ出す、というのにあこがれています。
 ニーノに手を出す(!)あたり、結局ボブってただの美少年趣味なのね、という感じでちょっと興ざめしました。年食っておじさんになったエドはいい感じなのになあ。
 アレンとニーノで続編があるとのことだけど、あんまり興味ありません。